9/15/2014

タイ〜アルゼンチン遠征


今は、病院で入院中です。利き腕を怪我したのでレースレポートのコピーで更新させてもらいます!!

〜タイオープン〜
 今回の遠征では、アルゼンチンで行われるワールドカップを翌週に控えながら、アジアでは数少ないオリンピック国別先行枠獲得の為のUCIポイントが加算対象の大会であった為にタイオープンの参加を決めました。今年新しく作られたばかりのコースは、全長420mでラップタイムは今年の世界選手権大会が行われたコースの約2倍でした。プロセクションは5つあり、リズムセクションは20個のジャンプと今まで自分が走った中で最長で最もタフなコースとなりました。また今大会は人数が少なかった為に3ヒート合計システムが採用され、3本決勝で1本も気が抜けない展開となりました。
 タイオープン大会1日目は、3本中1位—3位-1位で優勝。2本目のプロセクションで失敗し、後ろの選手に抜かれてしまいましたが、それ以外はスタートからゴールも含めて自分のイメージ通りのレース展開で優勝することが出来て、翌日に向けて良いイメージでレースを終えることが出来ました。レース後は、長いコースによって身体の疲労が多くリカバリーライドやストレッチ・アイスバスをして疲労回復につとめました。


2日目は、1位-2位—転倒で合計3位でした。前日に比べて余裕を持って1コーナまでトップに出れなかったことと、3本目には、プロセクションで無理に攻めた結果ジャンプに引っかかってしまい転倒してしまいました。調子は良かったですが、最後の最後でスマートにレースが出来なかったことが悔やまれます。もちろん両日優勝して、アルゼンチンへ移動する予定でしたが、怪我なく万全な状態でアルゼンチンのワールドカップ入りするのが最優先でした。コーンクリートバンクに腰から落ちてしまい動くのがやっとと言うくらいのハードクラッシュをしてしまいました。

〜アルゼンチンワールドカップ〜
 タイのホテルを出発して65時間の移動を経て、アルゼンチンのホテルに到着しました。途中羽田での乗り継ぎが6時間あったので、いつも行く整体で転倒によって固まった身体を少しケアし、アルゼンチンに移動していました。しかし、転倒と長時間の移動で相変わらず身体は私生活でも不便なほどでした。到着した日と翌日は何も予定がなかったので、ベットで一日安静にして痛みが引くのを待ちました。
 そして迎えた金曜日の公式練習、練習直前まで動けると思っていなかったものの、練習ではなんとかコースを一周することが出来ました。とはいえ、動きは固く思うように走れず、準備不足のまま練習を終えました。

 土曜日の予選当日、相変わらず身体は痛く動かなかったですが、なんとか予選だけは通過して少しでもオリンピックポイントを加算したいという思いで挑みました。予選1本目、順位は5位でしたが予想していたよりもコースではまずまず乗れていて、後2本今出来る走りでも予選通過は出来る自信がありました。予選2本目の1コーナーを3位で通過し、後半で一人抜こうと考えていました。しかし、第2ストレートの最後にジャンプでまえのライダーが止まってしまい、そのライダーの上に着地して転倒してしまいました。自分も一つ手前のジャンプを飛びすぎてしまい、余裕がなかったので避け切ることが出来なかったのですがそこで自分のレースは終了でした。


また、転倒によって左前腕を骨折してしまい、今月控えていたアジア大会も欠場になりとても残念でした。五輪マークの大会で2016年オリンピックに向けて良い経験が出来ると考えていたので悔しい思いが大きかったです。幸いなことに近いうちにUCIポイント獲得対象大会は予定してなかったので、しっかりリハビリして今までより強くなった状態で、11月に行われるアジア選手権に挑みたいと思います。

メールやメッセージしてくれた皆さんありがとうございました!!!

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